資金繰り表の作り方入門 : 売上増と資金繰り難

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売上増と資金繰り難

売上が増えて言ってるのになぜ資金繰りが厳しくなるのでしょうか?現金売上ならば、売上増に比例して資金増になり、それほど影響は無いでしょう。仕入れた商品をすぐに売って、即現金でもらえば、仕入れた商品の代金の支払時期にはその現金をもて支払えばいいから、資金繰りはなんとかなります。
しかし、掛け売上や受取手形入金ならば、代金回収は1ヶ月後、それ以降の現金回収となります。

仕入代金の支払時期は、割と早めに来てしまいます。そのときには現金が無いから、資金難になってしまいます。

これでは、売上が増えても支払が増えるだけで資金繰りは悪化していきます。
つまり、売上による現金入金と仕入れによる現金支払いのズレ、いわゆる収支ズレが発生するから資金繰りが厳しくなるのです。
では、どうすればいいのでしょうか?

収支ズレを発生しないように対策をたてるわけですが、まず一つめは
得意先から現金で支払ってもらえるよう交渉することです。

2つめは、仕入れ代金の支払いを売上代金の回収日より後にすること。つまり、売上代金が翌月末入金なら、仕入れ代金を翌々月5日等に支払うことです。

3つめは、仕入先に対して、支払手形で払えるか交渉することです。支払手形の期日は、当然今回の取引で受け取った受取手形の期日より後に設定することがポイントです。
4つめは、この商品の受注ができたら、この商品の代金を現金で回収してから、それから仕入れ代金を支払うという支払条件を仕入先と約束しておくことです。仕入先にとっても受注が増えるための努力をしていますから、検討してもらう余地はあります。